まんが日本昔ばなし「江ノ島弁天」
概要
まんが日本昔ばなしで「江ノ島弁天」というタイトルの作品は、1984年1月22日に放送されました。
この作品は、神奈川県藤沢市にある江ノ島に伝わる民話を基にしています。
あらすじ
昔々、薩摩国(現在の鹿児島県)には、毎年夏になると必ず人攫い(ひとさら)が現れるという噂がありました。
人攫いは、美しい娘たちをさらって船に乗せ、どこかの島へ売りに連れて行くとされていました。
ある年、人攫いが現れた村に、お里という美しい娘がいました。
お里は、人攫いに捕まらないように、毎日家に籠っていました。
しかし、ある日、お里は買い物に出かける必要があり、家を出ます。
お里は、人攫いに捕まってしまいます。
お里は、人攫いの船に乗せられ、島へ連れて行かれます。
島では、お里以外にもたくさんの娘たちが人攫いに捕まっていました。
娘たちは、毎日悲しみに暮らしていました。
ある日、お里は島で不思議な光を見ます。
お里は、光に導かれて小さな祠(ほこら)を見つけます。
祠の中には、弁財天(べんざいてん)様が祀られていました。
お里は、弁財天様に助けを求めます。
すると、弁財天様が光を発し、人攫いの船を沈めてしまいます。
娘たちは、弁財天様のおかげで助かりました。
娘たちは、お里と一緒に薩摩国へ帰ることにしました。
お里は、弁財天様に感謝し、江ノ島に弁財天様の祠を建てました。
これが、江ノ島にある弁財天様の祠の由来とされています。
教訓
この作品は、希望と信仰の力を教えてくれます。
また、助け合いの大切さも示唆しています。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1274
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補足
「江ノ島弁天」は、日本各地に様々なバリエーションで伝わる民話です。
希望、信仰の力、助け合いは、多くの人にとって大切な教訓でしょう。
何か他に知りたいことがあれば、聞いてくださいね。
動画: