まんが日本昔ばなし「ほそごし」
あらすじ
昔、あるところにいたずら好きの小僧がいました。和尚にとうとう怒鳴られてしまい、寺を追い出されてしまいます。小僧は仕方なく、夜道を歩きながら一軒の空き寺を見つけ、そこで一晩泊まることにしました。
夜中、小僧が目覚めると、なんとそこには美しい娘と恐ろしい化け物が現れます。化け物は娘をだまし、寺に閉じ込めていました。小僧は化け物退治を決意し、娘を助けるために知恵を絞ります。
登場人物
小僧:いたずら好きだが、心優しい少年
娘:美しい容姿を持つ、化け物に閉じ込められた少女
化け物:恐ろしい姿をした怪物
教訓
困難な状況でも、諦めずに立ち向かうことが大切です。
知恵と勇気があれば、どんな困難も乗り越えることができます。
美しいものは、人を惹きつける力を持っています。
豆知識
「ほそごし」とは、腰の細い美しい女性を指す言葉です。
この話は、全国各地で様々なバリエーションで語り継がれています。
類似したあらすじを持つ昔話は、日本だけでなく世界各地にも存在します。
その他
この話は、勧善懲悪のストーリーだけでなく、人間の心の闇や葛藤も描かれています。
読み終わった後には、勇気と希望をもらえる作品だと思います。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1020
https://m.youtube.com/post/UgkxHXkt4cpNb-z-jvj5_cvc-XJwzKaRraDx
https://pl.wikipedia.org/wiki/Wikipedia:G%C5%82upie_dowcipy_i_czysty_bezsens
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鬼と長イモのあらすじまんが日本昔ばなし「鬼と長イモ」あらすじ 昔、群馬県の白根山や四阿山(あずまやさん)には、鬼がたくさん住んでいました。鬼たちは、旅人から荷を奪ったり、娘をさらって食べたりと、悪さばかりしていました。 ある五月の節句の日、鬼の中でも一番意気地無しで、まだ一度も人間を食べたことがない鬼が、「今日こそは人間を食べてやろう」と思い立ち、里まで降りてきました。 一軒の農家に目星をつけて様子を伺っていると、その家の女房が食事の支度をしていました。その日の献立はとろろ汁らしく、女房は長イモをすり鉢で丁寧にすっていました。 ところが、女房がすりおろしている長イモが、意気地無しの鬼の目には鬼のツノに見えたのです。意気地無しの鬼は驚くと同時に、「俺らのツノはいったいどんな味がするのだろう」と思い、近くの家からすり鉢を盗んで山に戻り、自分のツノを石でへし折って、すり鉢ですって見ました。しかし、ツノは少しもすれませんでした。 その様子を見た仲間の鬼たちが集まって、何をしているのかと問い詰めました。意気地無しの鬼は里での話をすっかり話して聞かせました。最初の内は誰もその話を信じませんでしたが、仲間の1匹が「実際に見に行ってみよう」と言いだしたので、鬼たちは意気地無しの鬼を先頭に里へ降りて行き、さっきの農家をみんなで覗いて見ました。 丁度、その家では食事が始まったところで、主人と女房が出来たてのとろろ汁をご飯にかけて食べていました。やがて女房が「おかわりならいくらでもあるよ」と主人に向かって言いながら、かごの中に詰め込まれた沢山の長イモを取り出して見せました。 覗いていた鬼たちはそれを見てみんなびっくり仰天。「あんなに沢山鬼のツノを集めてるぞ!」「うかうかしてると俺達もツノを取られてしまう!」「逃げろ!」驚き恐れた鬼たちは即座に逃げ出してしまいました。 教訓 自分の思い込みは、時に大きな誤解を生むことがあります。 外見に惑わされず、真実を見極めることが大切です。 勇気を出して行動すれば、困難を乗り越えられるという教訓も込められています。 豆知識 この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。 長イモは、山菜として古くから食べられてきました。 この話は、思い込みの怖さや、勇気の大切さを教えてくれます。 その他 この話は、ユーモアと教訓に満ちたお話です。 読んだ後に、自分も思い込みに惑わされないように気を付けようと思うかもしれません。 参考資料 https://www.nippon-mukashibanashi.or.jp/ 鬼と長イモ – まんが日本昔ばなし |