仲よし夫婦

まんが日本昔ばなし「仲よし夫婦」

あらすじ

昔々ある所に、仲良しの夫婦がいました。夫婦は毎日一所懸命に働いていましたが、一粒の米粒を分け合うような貧しい暮らしをしていました。

ある日、夫婦はあまりの貧しさに大事な馬を手放すことにしました。女房は「大事な馬じゃで、長く役立つものに変えてきて下されや。」と亭主にお願いしました。

亭主は家へ帰り、女房に饅頭1個を渡しました。すると女房は饅頭を頬張り、にっこり笑って「馬が美味しいお饅頭になりましたなぁ。」と言いましたと。

こうして、馬が子牛に、子牛が鶏に、鶏がお饅頭に変わったおかげで、一生食べていけるだけのお金も入って、夫婦は末長く幸せに暮らしたそうです。

教訓

どんな困難も、前向きに考えれば乗り越えられるという教訓が込められています。
夫婦の絆の大切さを示しています。
感謝の気持ちを忘れずに、小さな幸せを見つけることの大切さを教えてくれます。

豆知識

この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。
饅頭は、あんこが入った餅菓子です。
この話は、夫婦愛と前向きな気持ちの大切さを教えてくれます。

その他

この話は、心温まる人間ドラマです。
読んだ後に、自分も夫婦仲良く暮らしたいと思うかもしれません。

参考資料

https://www.youtube.com/watch?v=Qju5DD9d9Mo
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1028
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%82%87%E3%82%93%E3%81%BE%E3%81%92%E5%B0%8F%E5%83%A7

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大根のびっくりぎょうてんのあらすじ

まんが日本昔ばなし「大根のびっくりぎょうてん」

あらすじ

昔々、あるところに大根、にんじん、ごぼう、種芋、こんにゃくが仲良く暮らしていました。その頃の大根は、今とは違って薄い緑色をしていました。大根は体が大きくて力も強く、相撲を取ってもいつも勝つのは大根でした。そのため、大根は「自分に怖いものは何もない」と言って、仲間の中で少しばかり威張っていました。

ある日、大根と種芋が町へ向かって歩いていると、山から「おろし!」という冷たい風が吹いてきました。種芋が「おろしじゃ」と言うと、大根は自分がおろし金で大根おろしにされてしまうと勘違いし、大慌てで逃げ、近くの穴に隠れてしまいました。

しばらくすると、風が止んだので、大根は穴から出てきました。すると、種芋が笑って言いました。「おろしというのは、山から吹いてくる冷たい風のことを言うんだよ。大根おろしとは違うんだよ。」

大根はこの時に、よほどびっくりぎょうてんしたのであろう。それ以来、体の色は真っ白になってしまった。そしてそれからの大根はいばったりせずに、仲間たちにも優しくするようになったということじゃ。

教訓

勘違いは怖いという教訓が込められています。
すぐに慌てずに、物事をよく考えることが大切です。
謙虚な気持ちで生活することが大切です。

豆知識

この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。
おろしは、大根をすりおろしたものです。
この話は、思い込みの怖さと謙虚さの大切さを教えてくれます。

参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1034

その他

この話は、ユーモラスな展開が魅力です。
読んだ後に、自分も思い込みに注意して、謙虚に過ごそうと思うかもしれません。

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大根のびっくりぎょうてん – まんが日本昔ばなし