まんが日本昔ばなし「金の椎の実」
あらすじ
昔々、あるところに仲良しの爺さんとお婆さんが住んでいました。二人は貧しい暮らしでしたが、毎日元気に暮らしていました。
ある日、お婆さんが病気になりました。爺さんは必死に薬を探しましたが、なかなか見つかりませんでした。
そんなある日、爺さんは山で薪を拾っている途中、一羽の傷ついたコウノトリを見つけました。爺さんはコウノトリを家に持ち帰り、介抱しました。
コウノトリは、お婆さんの病気を治すために必要な薬を知っていました。そして、爺さんに薬の場所を教えてくれました。
爺さんは、コウノトリの指示に従って薬を見つけました。そして、その薬をお婆さんに煎じて飲ませると、お婆さんの病気がたちまち治りました。
お婆さんが元気になったことを喜んだ爺さんは、コウノトリにお礼を言いました。そして、コウノトリを逃がしてあげました。
ところが、その夜、コウノトリが死んでしまいました。悲しみに暮れた爺さんは、コウノトリを埋葬しました。
次の日、爺さんがコウノトリを埋めた場所へ行ってみると、そこには金の椎の実が落ちていました。爺さんは、金の椎の実を持ち帰り、お婆さんに煎じて飲ませました。
すると、お婆さんの体から悪い血が出て、すっかり若返りました。
爺さんとお婆さんは、金の椎の実のおかげで幸せな暮らしを送ることができました。
教訓
動物に親切にしましょう。
困っている人を助けようとする気持ちを持つことが大切です。
善行は必ず報われるということを教えてくれます。
豆知識
この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。
コウノトリは、古くから日本人に親しまれている鳥です。
この話は、善意の大切さを教えてくれます。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1061
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その他
この話は、心温まるストーリーです。
読んだ後に、自分自身も周りの人に親切にしようと思うかもしれません。
何か他に知りたいことはありますか?
動画:
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吉作落としのあらすじまんが日本昔ばなし「吉作落とし」あらすじ 昔々、豊後国(現在の大分県)の傾山の麓にある上畠の里に、吉作という逞しい若者が住んでいました。吉作は、険しい岩と原生林に囲まれた傾山で岩茸を取って生計を立てていました。岩茸は薬の材料として高く売れるのですが、断崖絶壁にしか生えないため、命綱を握ってぶら下がりながら岩茸を竹べらでこそぎ落して採集するのは命がけの仕事でした。 ある日、吉作はいつも通り傾山で岩茸を採っていました。すると、普段は登ったことのない場所にある大きな岩茸を見つけました。吉作は、その岩茸を採るために、慎重に岩場を移動しました。 しかし、足元が滑り、吉作は崖から落ちてしまいました。命綱が切れてしまい、吉作はそのまま深い谷底へと落ちていきました。 吉作の死を知った村人たちは悲しみにくれました。そして、吉作が落ちた崖を「吉作落とし」と名付け、二度とこのような事故が起こらないよう戒めました。 教訓 命を大切にすること 危険な場所には近づかないこと 慎重に行動すること 豆知識 この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。 傾山は、古くから登山者に親しまれている山です。 この話は、命の尊さを教えてくれます。 参考資料 http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1067 YouTube「まんが日本昔ばなし 吉作落とし」 吉作落とし – まんが日本昔ばなし |
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