赤城のへっぷり鬼

まんが日本昔ばなし「赤城のへっぷり鬼」

あらすじ

昔々、群馬県の赤城山にはたくさんの鬼たちが住んでいました。鬼たちは、山奥で自由に暮らしていました。

ある年、赤城山の東に住む赤鬼と、西に住む青鬼が力自慢の勝負をすることになりました。二人は、毎年お祭りの日に勝負をしていました。

赤鬼と青鬼は、力も腕っぷしも互角で、勝負はいつも引き分けでした。

ある年、赤鬼は東の里で豊作だった山芋をたらふく食べて力をつけました。一方、青鬼は西の里で豊作だった山芋をたらふく食べて力をつけました。

二人は、どちらも自分が一番力持ちだと思っていました。そして、今年こそは相手の鼻をあかしてやろうと、意気込んでいました。

祭りの日がやってきました。赤鬼と青鬼は、力自慢の勝負を始めました。二人は、力いっぱいぶつかり合い、投げ合い、組み合いました。

しかし、なかなか勝負がつきません。

すると、二人は同時に屁をこきました。二人は、山芋をたらふく食べたせいで、お腹が張っていたのです。

屁の勢いで、二人は吹き飛ばされてしまいました。そして、村の方へと飛んでいきました。

村人たちは、空から飛んでくる鬼を見て驚きました。しかし、鬼たちが屁をこいているのを見て、思わず笑ってしまいました。

こうして、赤鬼と青鬼は勝負をつけることができませんでした。そして、今年も引き分けとなりました。

教訓

力自慢をするのはやめましょう。
謙虚さを忘れずに。
周りの人を笑わせることも大切です。

豆知識

この話は、群馬県の民話です。
赤城山は、古くから信仰を集めている山です。
この話は、ユーモラスな内容で、読者を飽きさせません。

参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1070
YouTube「まんが日本昔ばなし 赤城のへっぷり鬼」 <a href="無効な URL を削除しました]

その他

この話は、子供から大人まで楽しめるお話です。
読んだ後に、自分も周りの人と仲良くしようと思うかもしれません。
笑いの力は偉大だということを教えてくれるお話です。

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鬼をおがんだおばあさんのあらすじ

まんが日本昔ばなし「鬼をおがんだおばあさん」

あらすじ

昔々、ある村に、変わり者のおばあさんがいました。そのおばあさんは、仏様ではなく鬼を拝んでいました。

村の人々は、おばあさんのことを変人扱いしていました。しかし、おばあさんは気にせず、毎日鬼に祈っていました。

ある日、おばあさんは病に倒れてしまいました。そして、そのまま亡くなってしまいました。

おばあさんの魂は、閻魔大王のところへ向かいました。閻魔大王は、おばあさんの生前の行いを調べました。

すると、おばあさんは仏様を拝んでいなかったので、地獄行きになると判明しました。

しかし、閻魔大王は、おばあさんが鬼を一生懸命拝んでいたことに感心しました。そして、おばあさんを極楽浄土へ行かせることにしました。

極楽浄土へ行く途中、おばあさんは鬼たちと出会いました。鬼たちは、おばあさんが極楽浄土へ行くと聞いて悲しみました。

しかし、おばあさんは鬼たちに感謝の気持ちを伝え、極楽浄土へと旅立っていきました。

教訓

人の信仰は、尊重されるべきです。
誰でも、幸せになるチャンスがあります。
感謝の気持ちを持つことが大切です。

豆知識

この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。
鬼は、古くから日本人に親しまれている妖怪です。
この話は、信仰や感謝の気持ちの大切さを教えてくれます。

参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1074
YouTube「まんが日本昔ばなし 2023 # 2288 - 鬼をおがんだおばあさん」 https://www.youtube.com/watch?v=EVJ4ew3URRk

その他

この話は、考えさせられる内容で、読者に深い印象を与えてくれます。
読んだ後に、自分自身の信仰について考えるきっかけになるかもしれません。
人と人との繋がりについて改めて考えさせられるお話です。

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鬼をおがんだおばあさん – まんが日本昔ばなし