まんが日本昔ばなし「火の神の火玉」
あらすじ
昔々、あるところに貧しい夫婦がいました。ある日、夫が山で薪を拾っていると、小さな老婆に出会いました。老婆は、自分が火の神の火玉であること、天に帰りたいが、嫁がいるため天に帰れないことを話しました。
夫は、老婆を家に連れて帰りました。すると、老婆は嫁に「ホーハイと唱えながら家の屋根の四隅から萱を抜き取り、それを竈の前で燃やせ」と命令しました。
嫁は言われた通りにすると、竈の火はたちまち大きくなり家を燃やしそうになりました。しかし、老婆は火を見て喜び、嫁に「これからお前は、私の代わりに火の神の火玉となるのだ。」と言いました。
そして、老婆は火の玉になり、嫁の体の中に入り込んでしまいました。
嫁は火の玉の力によって、様々な奇跡を起こすことができるようになりました。しかし、火の玉の力に魅了された嫁は、次第に傲慢になり、村人たちを苦しめるようになりました。
村人たちは、困り果てて神様にお祈りしました。すると、神様は雷を落として嫁を打ちました。
嫁は火の玉から解放され、元の優しい人間に戻りました。そして、村人たちは再び幸せな暮らしを送るようになりました。
教訓
この作品は、傲慢さは身を滅ぼすことを教えてくれます。また、与えられた力に責任を持つことの大切さも示唆しています。
その他
この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。
傲慢さは身を滅ぼす、与えられた力に責任を持つことは、多くの人にとって大切な教訓と言えるでしょう。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1160
YouTube <a href="無効な URL を削除しました]
このお話が、あなたの心に何かしらの教訓を与えてくれることを願っています。
補足
このお話は、「火の神の火玉」というタイトル以外にも、「傲慢」や「責任」などのタイトルで紹介されることもあります。
このお話は、勧善懲悪の物語として解釈されています。
何か他に知りたいことがあれば、聞いてくださいね。
動画:
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分福茶釜のあらすじまんが日本昔ばなし「分福茶釜」あらすじ 昔々、あるところに骨董品を集めるのが趣味の和尚さんがいました。ある日、和尚さんは古い茶釜を買い求め、お寺に持ち帰りました。 ところが、その茶釜はただの茶釜ではありませんでした。夜になると茶釜からタヌキが現れ、和尚さんを困らせるのです。 タヌキは、和尚さんに様々ないたずらをしたり、美味しいものをせびったりしました。和尚さんは、タヌキのいたずらに困り果てましたが、次第にタヌキの憎めないところにも惹かれていきました。 ある日、和尚さんが病気になった時、タヌキは和尚さんのために一生懸命にお世話をしてくれました。和尚さんは、タヌキの優しさに感動し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 和尚さんが病気が治ると、タヌキは和尚さんに別れを告げて、元の茶釜の姿に戻りました。そして、和尚さんに「分福茶釜」という名前を付けてもらいました。 それからというもの、「分福茶釜」は和尚さんにとって大切な宝物となり、多くの人々に幸運をもたらすと言われています。 教訓 この作品は、思いがけないところにも友情を見つけることができることを教えてくれます。また、困っている人を助けることの大切さも示唆しています。 その他 この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。 思いがけないところにも友情を見つける、困っている人を助けることは、多くの人にとって大切な心構えでしょう。 参考資料 http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=7 YouTube https://www.youtube.com/watch?v=qMfl3JQCAGU このお話が、あなたの心に何かしらの教訓を与えてくれることを願っています。 補足 このお話は、「分福茶釜」というタイトル以外にも、「友情」や「助け合い」などのタイトルで紹介されることもあります。 このお話は、勧善懲悪の物語ではなく、思いがけないところにも友情を見つけることができることを教えたり、困っている人を助けることの大切さを示唆したりする物語として解釈されています。 何か他に知りたいことがあれば、聞いてくださいね。 ■記事へ行く 分福茶釜 – まんが日本昔ばなし |