まんが日本昔ばなし「天の橋立」
あらすじ
昔々、丹後の国(現在の京都府北部)に、和泉式部という歌人夫婦がいました。
ある時、夫の平井保昌は仕事で丹後に行くことになり、和泉式部も一緒に丹後へ赴きました。
丹後には美しい景色がたくさんあり、和泉式部は歌に詠んで都へ送りました。
しかし、娘の小式部内侍は、母が詠んだ歌に納得できず、自分も歌を詠んで都へ送りました。
小式部内侍の歌は、母が詠んだ歌よりもさらに美しく、都の人々を驚かせました。
しかし、小式部内侍は、自分の歌が母を超えたことを恥じ、歌を詠むことをやめてしまいました。
ある日、和泉式部は小式部内侍に、「天の橋立を見て歌を詠んでみなさい」と言いました。
小式部内侍は、天の橋立の美しい景色を見て、心を込めて歌を詠みました。
その歌は、母が詠んだ歌よりもさらに美しく、都の人々をさらに驚かせました。
そして、小式部内侍は再び歌を詠むことを決意しました。
教訓
この作品は、自分の才能を信じることの大切さを教えてくれます。
また、美しい景色は人を感動させる力があることを示唆しています。
その他
この話は、京都府宮津市にある天橋立という景勝地にまつわる伝説に基づいています。
自分の才能を信じる、美しい景色は人を感動させる力は、多くの人にとって大切な心構えでしょう。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1177
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E6%A9%8B%E7%AB%8B
このお話が、あなたの心に何かしらの教訓を与えてくれることを願っています。
補足
このお話は、「天の橋立」というタイトル以外にも、「才能」や「感動」などのタイトルで紹介されることもあります。
このお話は、勧善懲悪の物語ではなく、自分の才能を信じることの大切さを教えたり、美しい景色は人を感動させる力があることを示唆したりする物語として解釈されています。
何か他に知りたいことがあれば、聞いてくださいね。
動画:
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