まんが日本昔ばなし「赤猫」
概要
「赤猫」は、まんが日本昔ばなしで放送されたアニメ作品の一つです。1979年に放送されました。
ストーリー
昔々、あるところに年老いた百姓夫婦と、猟師の金佐(きんざ)さんが隣同士で暮らしていました。
百姓の家では17年も可愛がっていた大きな赤猫がいたのですが、いつの間にかどこかへ行ってしまいました。
ある日、金佐さんが鉄砲の弾を作っていると、隣の婆さんが「弾は何発作った?」と聞いてきました。
いつもと様子が違う婆さんに、金佐さんはいぶかしながらも正直に答えたのです。
金佐さんは普段から隠し持っていた命玉(いのちだま)を取り出し、襲いかかる化け猫に向けて発砲しました。
被弾した化け猫は逃げ去ったが、化け猫がいた所に隣の家の茶釜のフタが落ちていました。
そのフタの裏には4発の弾が撃ち込まれていたのです。
実はあの赤猫が年を取り、化け猫となり、隣の家のお婆さんを食い殺して入れ替わっていたのです。
さらに化け猫は、勘が利く金佐さんに正体を見破られる事を恐れて、金佐も殺そうと襲ったのです。
金佐さんは命玉で化け猫を撃退し、お婆さんの仇を討ちました。
そして、金佐さんは赤猫の正体を知り、深い悲しみと怒りに包まれました。
教訓
この作品は、人は見かけによらないということを教えてくれます。
また、大切なものを守るためには、勇気を持って立ち向かう必要があることも示唆しています。
その他
この話は、佐渡地方を中心に、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。
人は見かけによらない、大切なものを守るためには勇気を持って立ち向かう必要があることは、多くの人にとって大切な教訓でしょう。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1236
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=67-SQcV15WA
このお話が、あなたの心に何かしらの教訓を与えてくれることを願っています。
補足
このお話は、「赤猫」というタイトル以外にも、「化け猫」や「命玉」などのタイトルで紹介されることもあります。
このお話は、単なる民話として楽しむだけでなく、人間の本質や社会の矛盾を風刺した作品としても解釈できます。
何か他に知りたいことがあれば、聞いてくださいね。
動画:
他のまんが日本昔ばなしを少し読む
さば売りと山うばのあらすじまんが日本昔ばなし「さば売りと山うば」概要 「さば売りと山うば」は、まんが日本昔ばなしで放送されたアニメ作品の一つです。古くから日本各地に伝わる民話を基にしています。 あらすじ 昔々、あるところに魚を売って歩くさば売りがいました。 ある日、さば売りが山道を歩いていると、恐ろしい山姥に出くわしました。 山姥はさば売りに襲いかかり、魚籠に入っていた鯖を全て奪い取ってしまいました。 さば売りが必死に抵抗しても、山姥には勝てませんでした。 山姥は鯖を食べ終えると、さば売りを家に連れて行きました。 そして、さば売りに酒を飲ませ、油断させた隙に食べようとしました。 しかし、さば売りは山姥の企みに気づき、天井に隠れて様子を伺いました。 山姥は酒を飲みながら、さば売りの悪口を言い始めました。 そして、甘酒を温めながら居眠りをしてしまいました。 さば売りはチャンスと見て、屋根の茅棒を抜き取り、鍋の甘酒を吸って飲み、餅を突き刺して釣りあげ舌鼓を打つといういたずらをしました。 山姥が餅と甘酒が消えたことに気づくと、さば売りが天井に隠れていることに気づきました。 山姥は怒り狂い、さば売りに襲いかかりました。 しかし、さば売りは機敏に逃げ出し、山姥の手を逃れることができました。 こうして、さば売は山姥から命拾いし、家に帰ることができました。 教訓 この作品は、危機的状況でも冷静さを失わず、機転を利かせて行動することの大切さを教えてくれます。 また、悪に対しては立ち向かうべきであるということを示唆しています。 その他 この話は、日本各地に様々なバリエーションで伝わっています。 危機的状況でも冷静さを失わず、機転を利かせて行動することの大切さ、悪に対しては立ち向かうべきであることは、多くの人にとって大切な教訓でしょう。 参考資料 http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1240 YouTube https://www.youtube.com/watch?v=-ggTzRG8mog 補足 このお話は、「さば売りと山うば」というタイトル以外にも、「知恵」や「勇気」などのタイトルで紹介されることもあります。 このお話は、単なる民話として楽しむだけでなく、人間の本質や社会の矛盾を風刺した作品としても解釈できます。 何か他に知りたいことがあれば、聞いてくださいね。 ■記事へ行く さば売りと山うば – まんが日本昔ばなし |
■お勧め記事一覧