だんだらぼっち

まんが日本昔ばなし「だんだらぼっち」

概要

まんが日本昔ばなしで「だんだらぼっち」というタイトルの作品は、1980年1月27日に放送されました。

この作品は、三重県志摩半島の民話を基にしています。

あらすじ

昔々、志摩半島の波切(なぎり)という村の沖合にある大王島(だいおうじま)という島に、だんだらぼっちという一つ目の大男が住んでいました。

だんだらぼっちは大変力の強い大男で、いつも村の漁師たちが捕った魚を船ごと持って行ったり、米も俵ごと強奪していくのでした。

困った村人たちは、網元の家で対策を相談していると、頭のいい子供が名案を思いつきました。

それは、だんだらぼっちより大きな「千人力の大男」をでっち上げ、だんだらぼっちを怖がらせようという作戦でした。

翌日、何も知らないだんだらぼっちは再び食べ物を探しに村にやって来て、大きなカゴと大きな魚のえさ袋を見つけました。

このカゴは千人力の大男が使うタバコ入れで、えさ袋は千人力が着る着物だ、と村人が説明しました。

だんだらぼっちは、千人力の大男の怪力に恐れをなし、村を出て行きました。

こうして、村人たちはだんだらぼっちの脅威から解放されたのです。

教訓

この作品は、知恵と団結の大切さを教えてくれます。

また、力よりも知恵の方が強いことも示唆しています。

参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=407
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCMryLo9qdPf-qjdey16moGA

補足

「だんだらぼっち」は、日本各地に伝わる民話で、地域によって様々なバリエーションがあります。
知恵、団結、力よりも知恵の方が強いことは、多くの人にとって大切な教訓でしょう。

何か他に知りたいことがあれば、聞いてくださいね。
動画:



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テンの神と女神のあらすじ

まんが日本昔ばなし「テンの神と女神」

概要

まんが日本昔ばなしの「テンの神と女神」は、1985年12月28日に放送された作品です。

この作品は、日本の神話に基づいています。

あらすじ

昔々、天界には、雷の神であるカンナカムイの末娘であるクノウという美しい女神がいました。

クノウは、天界でも並ぶ者のいないほどの美女であり、多くの神々がクノウを嫁に迎えようと望んでいました。

しかし、カンナカムイは、地上に住むテン(イタチの仲間)の神であるホイヌをクノウの婿に選びました。

ホイヌは、容姿は醜いながらも、心優しい神でした。

クノウは、ホイヌとの結婚を嫌がり、地上へ逃げてしまいます。

カンナカムイは、怒り狂い、クノウを草に変えてしまいます。

しかし、ホイヌはクノウを愛しており、毎日草に水をかけていました。

春になると、草は美しい花を咲かせました。

この花こそが、福寿草なのです。


教訓

この作品は、外見ではなく心で人を愛することの大切さを教えてくれます。

また、希望を忘れないことの重要性についても示唆しています。


参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1280
YouTube テンの神と女神 – まんが日本昔ばなし