道しるべの松

まんが日本昔ばなし「道しるべの松」

あらすじ

昔々、あるところに茂平(もへい)という男がいました。茂平は、山奥で炭焼きをしていました。

ある日、茂平は炭を売りに出かけるために、山道を歩いていました。すると、茂平は吹雪に巻き込まれてしまいました。

吹雪はどんどん強くなり、茂平は道を見失ってしまいました。

茂平は、必死に道を歩きましたが、とうとう力尽きてしまいました。

茂平は、このまま死んでしまうのかと思ったのですが、そこに一軒の小屋を見つけました。

茂平は、小屋に入って助けを求めました。

小屋の中には、老婆が住んでいました。老婆は、茂平に親切にしてくれました。

そして、老婆は茂平に温かい食事と床を与えてくれました。

次の日、吹雪は止みました。茂平は、老婆に感謝して、小屋を出ました。

茂平は、山道を歩いて家に帰る途中、吹雪で命を落とした人たちのことを思い出しました。

そして、茂平は吹雪で命を落とす人がないように、道しるべとなるものを設置することを決意しました。

茂平は、自分の山から小さな松を掘り出しては、道に松を植え続けました。

しかし、春から夏にかけて青々と育った松は、秋から冬になると激しい西風で全て枯れてしまいました。

何度やっても松が枯れてしまうので、茂平は困ってしまいました。

そんなある日、茂平は山で一匹のキツネに出会いました。キツネは、茂平に松を植える場所を教えてくれました。

キツネの教え通りに松を植えたところ、松は枯れることなく育ちました。

そして、茂平が植えた松は、道しるべとなり、多くの人々の命を救いました。

教訓

この物語は、困っている人を助けようとすることの大切さを教えてくれます。

また、諦めずに努力すれば、必ず何かを成し遂げられるということも示しています。

茂平は、吹雪で命を落とした人たちのことを思い出して、道しるべとなる松を植えることを決意しました。そして、茂平はキツネの助けを借りて、松を植えることに成功しました。

このことから、私たちは困っている人を助けようとすることの大切さを学ぶことができます。また、諦めずに努力すれば、必ず何かを成し遂げられるということも示しています。

その他

この話は、日本各地に伝わる民話の1つです。地域によって、ストーリーや結末などが異なる場合があります。
まんが日本昔ばなしでは、この話を題材とした作品が複数あります。
この話は、テレビドラマや舞台などでも取り上げられています。

参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1410
まんが日本昔ばなし「道しるべの松」 - YouTube <a href="無効な URL を削除しました]

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風呂に入るお地蔵さんのあらすじ

まんが日本昔ばなし「風呂に入るお地蔵さん」

あらすじ

昔々、三重県の赤目という所に、お地蔵さんがありました。そのお地蔵さんは、とても大きなお地蔵さんで、いつもニコニコと笑っていました。

ある日、一人の旅人が赤目村にやって来ました。旅人は、村はずれの茶屋で休憩することにしました。

茶屋のおかみさんは、旅人に親切に接し、美味しい料理を出してくれました。

旅人は、おかみさんの親切に感謝し、茶代を払おうとしました。

しかし、おかみさんは「お金はいいの。ゆっくり休んでいってね。」と言って、旅人の手を止めました。

旅人は、おかみさんの優しさに感動し、茶屋でゆっくりと過ごすことにしました。

夜になると、旅人は茶屋のお風呂に入らせてもらうことにしました。

お風呂に入っていると、旅人は突然、壁から音が聞こえるのに気がつきました。

旅人は、恐る恐る音の方を見てみると、壁から大きなお地蔵さんが現れたのです。

お地蔵さんは、旅人に「お風呂を貸してくれないか?」と言いました。

旅人は、びっくりしましたが、お地蔵さんの頼みを断ることが出来ませんでした。

そして、旅人はお地蔵さんを湯船に招き入れました。

お地蔵さんは、湯船に浸かると気持ちよさそうに「ああ~気持ちいい!」と呟きました。

旅人は、お地蔵さんを見て、なんだか不思議な気持ちになりました。

しかし、旅人はお地蔵さんに親切に接し、楽しい時間を過ごしました。

翌朝、お地蔵さんは旅人に感謝の言葉を伝え、壁の中へと消えてしまいました。

旅人は、お地蔵さんとの出会いを忘れずに、旅を続けました。

教訓

この物語は、困っている人を助けようとすることの大切さを教えてくれます。

また、思い込みを捨てて、物事をありのままに見ることの大切さも示しています。

旅人は、最初は壁から現れたお地蔵さんを恐れていましたが、思い込みを捨ててお地蔵さんと接することで、楽しい時間を過ごすことができました。

このことから、私たちは困っている人を助けようとすることの大切さを学ぶことができます。また、思い込みを捨てて、物事をありのままに見ることの大切さも示しています。


その他

この話は、三重県に伝わる民話の1つです。
まんが日本昔ばなしでは、この話を題材とした作品が複数あります。
この話は、テレビドラマや舞台などでも取り上げられています。


参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1416
まんが日本昔ばなし「風呂に入るお地蔵さん」 - YouTube 風呂に入るお地蔵さん – まんが日本昔ばなし