くさがくしのうど

まんが日本昔ばなし「くさがくしのうど」

あらすじ

昔、伊予の国(現在の愛媛県)に清八という若者がいました。清八は両親を早くに亡くし、幼い頃から一人で暮らしていました。清八は貧しい生活でしたが、明るく前向きな性格で、村人から好かれていました。

ある年、村は干ばつに見舞われ、収穫が大幅に減りました。村人たちは困窮し、年貢を納めることができなくなりました。

村長は、困窮した村人たちの様子を見て、何とか年貢を納めようと考えた。村長は、清八にこう言いました。「清八よ。お前は若くて元気だから、海に行って海草を取ってきてくれ。海草を売れば、年貢を納めることができる。」

清八は、村長の頼みを聞いて、海へ向かいました。しかし、清八は漁の経験がなく、なかなか海草を採ることができませんでした。

日が暮れようとした頃、清八はようやく少しの海草を採ることができました。しかし、その海草では年貢を納めるには足りませんでした。

困った清八は、海岸を歩いていました。すると、清八は洞窟を見つけました。洞窟の中に入ってみると、そこにはたくさんの天草が積み重なっていました。

清八は、天草を見つけたことを喜び、天草を家に持ち帰りました。

村長は、清八が持ち帰った天草を見て、大喜びしました。そして、村長は天草を売って、年貢を納めることができました。

村人たちは、清八のおかげで年貢を納めることができたことに感謝しました。そして、村人たちは清八を褒めました。

清八は、村人たちの感謝の言葉に、とても嬉しく思いました。そして、清八はこれからも村のために尽くそうと決意しました。

教訓

この物語は、困っている人を助けようとすることの大切さを教えてくれます。

また、諦めずに努力すれば、必ず何かを成し遂げることができるということも示しています。

清八は、村が困っていることを知って、海に行って海草を採ってきました。そして、清八は洞窟の中でたくさんの天草を見つけることができました。

天草のおかげで、村は年貢を納めることができ、村人たちは救われました。

このことから、私たちは困っている人を助けようとすることの大切さを学ぶことができます。また、諦めずに努力すれば、必ず何かを成し遂げることができるということも示しています。

その他

この話は、愛媛県に伝わる民話の1つです。
まんが日本昔ばなしでは、この話を題材とした作品が複数あります。
この話は、テレビドラマや舞台などでも取り上げられています。

参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1411
まんが日本昔ばなし「くさがくしのうど」 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=kaWsTIZJsf0

何か他にご質問があれば、遠慮なく聞いてください。
動画:


他のまんが日本昔ばなしを少し読む

小さな猟犬のあらすじ

まんが日本昔ばなし「小さな猟犬」

あらすじ

昔々、山奥にある小さな寺に、和尚さんが一人で住んでいました。

ある夏のこと、和尚さんは大量の蚊やノミに襲われて、なかなか眠ることが出来ませんでした。

ある晩の事、夕食を済ませてぼんやり寝転んでいると、どこからか小さな馬が現れました。この馬の背には、立派に武装した小さな小さな武士が乗っていました。

和尚さんは、不思議な光景に驚き、武士に「あなたは誰ですか?どこから来たのですか?」と尋ねました。

武士は、「私はこの寺の守り神です。これからあなたを守ります。」と言い、馬から降りて和尚さんの前に座りました。

和尚さんは、武士の言葉を信じて、小さな武士を家に招き入れました。

小さな武士は、和尚さんの家に住むようになってからも、毎晩のように寺の中をパトロールし、和尚さんを蚊やノミから守りました。

和尚さんは、小さな武士のおかげで、ぐっすり眠ることが出来るようになりました。そして、和尚さんは小さな武士に感謝しました。

ある日、和尚さんが畑仕事をしていると、一匹の大きな犬が畑に入ってきて、野菜を荒らしました。

和尚さんは、犬に怒鳴ろうとしましたが、犬は和尚さんに向かって吠えかかりました。

困った和尚さんは、小さな武士に助けを求めました。

小さな武士は、犬に向かって飛びかかり、犬を追い払いました。

犬は、小さな武士に負け、一目散に逃げ去りました。

和尚さんは、小さな武士の勇気に感心しました。そして、和尚さんは小さな武士を「小判」と名付けました。

小判は、その後も和尚さんの家を守り続けました。そして、和尚さんと小判は、いつしか深い友情で結ばれました。


教訓

この物語は、小さなものでも大きな役割を果たすことができるという教訓を教えてくれます。

また、人と動物の友情の大切さも示しています。

小判は、とても小さな犬でしたが、和尚さんの家を守り、和尚さんの大切な存在となりました。

このことから、私たちは小さなものでも大きな役割を果たすことができるという教訓を学ぶことができます。また、人と動物の友情の大切さも示しています。


その他

この話は、日本各地に伝わる民話の1つです。地域によって、ストーリーや結末などが異なる場合があります。
まんが日本昔ばなしでは、この話を題材とした作品が複数あります。
この話は、テレビドラマや舞台などでも取り上げられています。


参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1413
まんが日本昔ばなし「小さな猟犬」 - YouTube 小さな猟犬 – まんが日本昔ばなし