まんが日本昔ばなし「はらつづみの怪」
あらすじ
昔々、博多の町に大きな荒れ寺がありました。その寺の裏から、毎晩不気味な腹鼓の音(はらつづみの音)が聞こえてくるというのです。町の人たちは、その音の正体が分からず、恐れていました。
ある時、平吉という若者がその音の正体を確かめるために、寺を訪れました。平吉は、寺の中を探検していると、大きな洞窟を見つけました。洞窟の中には、巨大な蛇が住んでいました。蛇は、腹を空かせていて、その腹鳴りが町の人たちに聞こえていたのです。
平吉は、蛇に食べ物を与えて、腹鳴りを止めることができました。そして、町の人たちに蛇の正体を教えました。町の人たちは、蛇が害のない生き物であることを知り、安心しました。
その後、平吉は蛇と仲良くなり、蛇は町の人々に害をなさないように約束しました。町の人たちも、蛇に感謝し、大切にしました。
教訓
この物語は、未知のものを恐れるのではなく、理解しようとすることが大切だということを教えてくれます。
また、動物と人間は共存できるということを示しています。
町の人たちは、腹鼓の音を聞いて、寺に恐ろしい怪物がいると想像していました。
しかし、平吉が寺を探検してみると、その音の正体はただの蛇でした。
平吉は、蛇に食べ物を与えて、腹鳴りを止めることで、町の人たちを安心させることができました。
このことから、私たちは未知のものを恐れるのではなく、理解しようとすることが大切だということを学ぶことができます。また、動物と人間は共存できるということを示しています。
その他
この話は、福岡県に伝わる民話の1つです。
まんが日本昔ばなしでは、この話を題材とした作品が複数あります。
この話は、テレビドラマや舞台などでも取り上げられています。
参考資料
まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - はらつづみの怪: http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1430
まんが日本昔ばなし「はらつづみの怪」 - YouTube: https://www.dailymotion.com/video/x4avxlf
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