まんが日本昔ばなし「ほらこぎとほらふき」
あらすじ
昔々、筑前国(現在の福岡県)の福間という村に、又兵衛という男がいました。又兵衛は、嘘つきで大ぼら吹きとして有名でした。
ある日、又兵衛は旅に出かけました。そして、南部(現在の宮崎県)のほらこぎ村という村にやってきました。
ほらこぎ村の人々は、皆が大ぼら吹きでした。又兵衛は、ほらこぎ村の人々に自分の嘘話を聞かせようとしますが、誰も相手にしてくれません。
そこで、又兵衛は村長に勝負を挑みます。勝負内容は、どちらがより大きな嘘をつけるかというものです。
村長は、岩手山がでんぐり返りしたという嘘をつきます。
又兵衛は、村長の嘘を上回るために、さらに大きな嘘をつきます。
又兵衛は、自分が月を釣り上げたという嘘をつきます。
村長は、又兵衛の嘘に負けました。
又兵衛は、ほらこぎ村の人々に認められ、村長と仲良くなりました。
教訓
嘘はついてはいけません。
約束を守ることは大切です。
人を認める心を持つことが大切です。
その他
「ほらこぎとほらふき」は、日本各地に伝わる民話です。
このお話は、まんが日本昔ばなしをはじめ、様々なメディアで取り上げられています。
2023年には、まんが日本昔ばなしの「ほらこぎとほらふき」がYouTubeで公開されました。
参考資料
まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - ほらこぎとほらふき https://hitomi.la/gamecg/yuzuki-no-makashi-kata-~kyou-kara-oji-san-no-koto,--omae--tte-yobu-ne%E2%99%AA~-2067487.html
まんが日本昔ばなし「ほらこぎとほらふき」 - YouTube https://www.youtube.com/watch?v=Zcas0nYZBRs
豆知識
岩手山は、東北地方最高峰の山です。
月は、地球の唯一の自然衛星です。
大ぼら吹きは、嘘つきを意味する言葉です。
このお話は、嘘をつくことは良くないことだという教訓が込められています。
また、約束を守ることは大切であり、人を認める心を持つことも大切だというメッセージも含まれています。
ぜひ、このお話を読んで、人生の指針にしてみてください。
動画:
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虹の嫁のあらすじまんが日本昔ばなし「虹の嫁」あらすじ 昔あるところに、やたみという木こりの若者がいました。 ある日、やたみは空に美しい虹がかかっているのを見つけ、虹をよく見ようと湖まで歩いて行きました。 すると、空から七色の羽衣をまとった美しい天女が舞い降りてきました。 やたみは一目で天女に恋をし、どうか自分の嫁になってくれるよう天女にお願いしました。 天女は、地上の人間とは結婚できないと断りますが、15年後に目の下に青いホクロのある女性を探してくださいと言い残し、虹に乗って帰ってしまいました。 15年後、やたみは真っ黒な顔をしたななえという女の子が山の手伝いとしてやってきたのを見つけます。 黒い顔はいじわるな継母によって塗りこまれた炭だということがわかり、かわいそうに思ったやたみがななえの顔を丁寧に拭くと美しい顔に戻り、なんと目の下に青いホクロが現れたのです。 やたみは、ななえが天女の生まれ変わりだと気付き、ななえも当時を思い出し、二人は感動の再会を喜び結ばれたというお話です。 教訓 一途な思いは必ず報われる 外見ではなく、心で人を愛することが大切 約束を信じて待つことの大切さ その他 「虹の嫁」は、日本各地に伝わる民話です。 このお話は、まんが日本昔ばなしの最終回として放送されました。 このお話は、純粋な愛と忍耐の大切さを教えてくれます。 参考資料 まんが日本昔ばなし~データベース~ - 虹の嫁 http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=1473 豆知識 天女は、日本の神話に登場する美しい女性の神様です。 虹は、古来より神聖なものと考えられてきました。 このお話は、日本人の恋愛観や結婚観を反映していると言われています。 このお話は、純粋な愛と忍耐の大切さを教えてくれます。 また、約束を信じて待つことの大切さも教えてくれます。 ぜひ、このお話を読んで、人生の指針にしてみてください。 ■記事へ行く 虹の嫁 – まんが日本昔ばなし |