おぶさりてい

まんが日本昔ばなし「おぶさりてい」

あらすじ

昔々、あるところに、貧しい暮らしをしている長兵衛という男と、その妻のお菊という女性がいました。ある日、長兵衛は仕事で小判を何枚か手に入れます。長兵衛は大切そうに小判をしまっておきますが、太郎は小判に興味津々。ある日、太郎は長兵衛に頼んで小判を虫干しさせてもらうことになります。

太郎は小判を庭に並べて虫干しを始めますが、そこにいたずら好きなカラスがやって来て、小判を一枚ずつ持ち去ってしまいます。

慌ててカラスを追いかける太郎でしたが、カラスは小判を遠くへ飛ばしてしまいます。小判を失くしてしまったことに気づいた太郎は、泣きながら家へ帰ってしまいます。

長兵衛は太郎から話を聞いて怒りますが、すぐに気持ちを切り替えます。そして、太郎と一緒にカラスを追いかけることを決意します。

長兵衛と太郎はカラスの巣を見つけ、なんとか小判を取り戻すことができます。しかし、小判はカラスの糞で汚れてしまっていました。

長兵衛は小判をきれいに洗い、太郎に教訓を話します。それは、「お金は大切だけど、もっと大切なのは正直さと誠実さ」ということです。

物語の教訓

「おぶさりてい」は、正直さと誠実さの大切さを教えてくれる物語です。また、お金には代えられない大切なものがあることを示唆しています。

エピソードの注目点

太郎のいたずらと父親の優しさ
カラスとの攻防戦
正直さと誠実さの大切さ

このお話は

正直さと誠実さの大切さを教えたい親御さん
ユーモアと温かみのあるストーリーを読みたい人
大切なものの価値について考えたい人

におすすめです。

関連情報

まんが日本昔ばなしデータベース「おぶさりてい」: http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=155
YouTube「まんが日本昔ばなし 2023 Vol 132 「桃太郎」 | まんが日本昔ばなし#日本昔ばなし#まんが日本昔ばなし2023 #にほんむかしばはし#昔話#日本昔話#にほんむなしばな#忠臣蔵#漫画 おすすめ」: https://www.youtube.com/watch?v=D5Y6vekYDLU

その他

この物語は、日本各地に伝わる「おぶさりてい」という民話の一つです。
エンコウは、河童のことです。
一文銭は、江戸時代に使われていた銅銭です。

このお話があなたの心に何かしらの教訓や感動を与えられたら幸いです。

動画:



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泣けば百人力のあらすじ

まんが日本昔ばなし「泣けば百人力」

あらすじ

昔、阿蘇山のふもとにあるひのき村というところに、大吉という大柄だがお調子者で怠け者の若者がいました。大吉は村一番の力持ちでしたが、その力を仕事に活かすことはせず、いつもふざけてばかりいました。

ある日、村人たちは大雨で川が氾濫するのを防ぐために、必死に堤防を築いていました。村人たちは大吉にも協力を求めますが、大吉はいつものようにふざけてばかりで、まともに働きません。

業を煮やした村人たちは、大吉を怒鳴りつけます。すると、大吉は突然泣き出してしまいました。そして、泣きながら堤防の土砂を軽々と持ち上げ、あっという間に堤防を完成させてしまうのです。

村人たちは大吉の怪力に驚き、彼を「泣けば百人力」と呼ぶようになりました。それ以来、大吉は村一番の頼りになる男として活躍し、人々から尊敬されるようになりました。

教訓

この物語は、一見頼りなさそうに見える人でも、内に秘めた力を持っていることがあることを教えてくれます。また、真の強さとは何かについても考えさせられます。

その他

この話は、日本全国に伝わる民話の一つです。地域によってストーリーや結末が異なる場合があります。
まんが日本昔ばなしでは、この話がアニメ化されています。
この話は、人間の潜在能力や可能性について示唆しています。


参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=161
YouTube 金太郎

補足

この物語は、ユーモアと教訓を兼ね備えた、心温まる作品です。
また、努力することの大切さも示唆されています。 ■記事へ行く
泣けば百人力 – まんが日本昔ばなし