しっぺいたろう

まんが日本昔ばなし「しっぺいたろう」

概要

「しっぺいたろう」は、まんが日本昔ばなしで複数回放送された作品です。最も有名なのは1985年3月2日に放送された第653話Aで放送されたものですが、1978年1月22日放送の第184話A、2002年1月26日放送の第1096話Aでもほぼ同じ内容で放送されています。

あらすじ

昔、ある村に貧しい夫婦が住んでいました。夫婦にはお民という娘がいましたが、お民は生まれつき目が見えませんでした。

ある日、夫婦は山仕事に出かけました。留守番をしていたお民は、一匹の大きな犬に出会いました。犬は喋ることができ、お民に「自分は神様から遣わされた犬で、お民の目が見えるようにしてあげよう」と言いました。

犬は自分の舌でのお民の目を舐めると、お民はなんと目が見えるようになりました。お民は犬にお礼を言い、犬は山へと帰っていきました。

それから数年後、お民は美しく成長しました。ある日、村に鬼が現れ、娘を人身御供に差し出すよう要求しました。村人たちは困り果て、お民を人身御供として差し出すことにしました。

お民は鬼の住む山へと連れて行かれました。すると、山奥からあの犬が現れました。犬は鬼と戦い、鬼を退治しました。

鬼が退治されると、山奥から光が差し込み、お民は美しい鶴に変身しました。鶴は空高く飛び上がり、犬の元へと飛んでいきました。

このお話の教訓

このお話は、目が見えない少女がおしゃべり犬に助けられ、人身御供から救われるという内容です。

このお話から、どんな困難な状況でも希望を捨てずにいれば、必ず助けが現れるということを学ぶことができます。また、動物と人間の絆の大切さも教えてくれます。

その他

このお話は、全国各地に伝わる「しっぺいたろう」の民話を基に作られています。
1985年3月2日放送の第653話Aでは、作画は森下菊江さん、文芸は藤田正典さん、演出は森下菊江さんです。
このお話は、現在も多くの視聴者に愛されています。

参考資料

https://www.youtube.com/watch?v=Vr7YHxnXgyg
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=318

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動画:



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五助どんの商売のあらすじ

まんが日本昔ばなし「五助どんの商売」

概要

「五助どんの商売」は、1985年1月26日に放送された「まんが日本昔ばなし」の第644話Aで放送された作品です。

あらすじ

昔、あるところに五助どんという男がいました。五助どんは怠け者で、働くことを嫌っていました。ある日、五助どんの母親が病気になりました。五助どんは母親のために薬を買おうと思いましたが、お金がありませんでした。

そこで、五助どんは荷車に商品を積んで商売をすることにしました。しかし、五助どんは商売の経験がなく、何を売ったらいいのかわかりません。

五助どんは荷車にタワシと綱を積んで、実家に帰りました。そして、母親に相談することにしました。

母親は五助どんに、「タワシと綱を売れば、きっとお金になる。」とアドバイスしました。

五助どんは母親のアドバイスに従い、町に出かけてタワシと綱を売り始めました。すると、五助どんの商品はすぐに売れ切れました。

五助どんはたくさんのお金を持って家に帰りました。母親は五助どんの頑張りを喜んでくれました。

五助どんは商売の楽しさを知り、それからずっと商売を続けるようになりました。

このお話の教訓

このお話は、働くことの大切さを描いた作品です。五助どんは怠け者でしたが、母親のために働くことで、商売の楽しさを知り、立派な商人になりました。

このお話から、どんな仕事でも一生懸命に取り組むことが大切であるということを学ぶことができます。また、家族のために何かをすることは、とても素晴らしいことであることも教えてくれます。

その他

このお話は、全国各地に伝わる昔話の要素を組み合わせて作られています。
作画は森下菊江さん、文芸は藤田正典さん、演出は森下菊江さんです。
このお話は、現在も多くの視聴者に愛されています。


参考資料

https://www.youtube.com/watch?v=sBfxzc-oPNc
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=322


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五助どんの商売 – まんが日本昔ばなし