まんが日本昔ばなし「だんまり嫁っこ」
あらすじ
あるお寺に住む和尚さんと小僧の珍念が、お嫁さんをもらうことになりました。しかし、そのお嫁さんはとても無口で、一言も喋りません。和尚さんも珍念も困ってしまいますが、お嫁さんは一生懸命働き、家事を完璧にこなします。
ある日、和尚さんが病気になってしまいました。お嫁さんは薬を煎じたり、看病したりして和尚さんの面倒を見ていました。しかし、和尚さんはお嫁さんの無口さに腹を立ててしまい、追い出してしまうことにします。
お嫁さんは悲しみに暮れながら寺を出ていきます。しかし、その後、和尚さんは病状が悪化してしまい、誰も助けてくれる人がいませんでした。
和尚さんは後悔し、お嫁さんを呼び戻そうとしますが、もうどこへ行ったのか分かりません。和尚さんは絶望し、そのまま亡くなってしまいました。
教訓
大切な人の言葉をよく聞くことが大切。
思いやりのある行動をすることが大切。
口下手でも、心優しい人はいる。
お話の内容
昔々、あるお寺に和尚さんと小僧の珍念が住んでいました。ある日、和尚さんが病に倒れてしまいました。和尚さんはもう長くないことを悟り、珍念に後を継がせることにしました。
しかし、珍念はまだ若く、修行も足りていませんでした。和尚さんは心配し、珍念にお嫁さんをもらうことにしました。
和尚さんは、近所の評判の良い娘を嫁に迎えました。しかし、その娘はとても無口で、一言も喋りません。和尚さんも珍念も困ってしまいますが、お嫁さんは一生懸命働き、家事を完璧にこなします。
ある日、和尚さんが病気になってしまいました。お嫁さんは薬を煎じたり、看病したりして和尚さんの面倒を見ていました。しかし、和尚さんはお嫁さんの無口さに腹を立ててしまい、追い出してしまうことにします。
お嫁さんは悲しみに暮れながら寺を出ていきます。しかし、その後、和尚さんの病状が悪化してしまい、誰も助けてくれる人がいませんでした。
和尚さんは後悔し、お嫁さんを呼び戻そうとしますが、もうどこへ行ったのか分かりません。和尚さんは絶望し、そのまま亡くなってしまいました。
このお話のその後
珍念は和尚さんの死後、寺を継ぎました。そして、一生懸命修行に励みました。
ある日、珍念は修行の旅に出かけました。旅先で、珍念は偶然、お嫁さんと再会します。お嫁さんは、別の村で暮らしていました。
珍念は、お嫁さんに許しを乞い、もう一度一緒に暮らしたいと頼みます。お嫁さんは、珍念の誠意に打たれ、一緒に寺に戻ることにしました。
珍念とお嫁さんは、その後、仲良く幸せに暮らしました。
まとめ
「だんまり嫁っこ」は、思いやりのある行動をすることが大切だという教訓を教えてくれるお話です。また、口下手でも、心優しい人はいるということを教えてくれます。
動画：
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