まんが日本昔ばなし「だんだらぼっち」
あらすじ
むかしむかしあるところ、志摩半島の波切(なぎり)という村の沖合に、大王島(だいおうじま)という島がありました。
大王島には、だんだらぼっちという一つ目の大男が住んでいました。
だんだらぼっちは、とても力が強く、村人たちの漁師たちが捕ってきた魚を船ごと持って行ったり、米を俵ごと強奪したりしていました。
困った村人たちは、網元の家に集まって、だんだらぼっちを退治する方法を相談しました。
そこで、頭のいい子供が考えたのは、だんだらぼっちより大きな「千人力の大男」をでっち上げ、だんだらぼっちを怖がらせるという作戦でした。
翌日、何も知らないだんだらぼっちは、再び食べ物を探しに村にやって来ました。
すると、大きなカゴと大きな魚のえさ袋を見つけました。
村人たちは、このカゴは千人力の大男が使うタバコ入れで、えさ袋は千人力が着る着物だと説明しました。
だんだらぼっちは、千人力の大男の強さに恐れをなし、大王島へ逃げ帰りました。
こうして、村人たちはだんだらぼっちの悪さから解放されたのです。
教訓
この物語は、知恵と勇気があればどんな困難も乗り越えられるということを教えてくれます。
また、村人たちの協力によって、だんだらぼっちを退治できたという点も、この物語の教訓と言えるでしょう。
そして、コミカルなキャラクターやテンポの良いストーリー展開で、最後まで楽しめる作品と言えるでしょう。
その他
この話は、三重県に伝わる民話です。
まんが日本昔ばなしでは、この話が第8話として放送されました。
この話は、現在でも多くの人々に愛されており、絵本や紙芝居などでも出版されています。
参考資料
まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - だんだらぼっち <a href="無効な URL を削除しました]
https://www.youtube.com/watch?v=u2IbhAhLClI
補足
この物語は、だんだらぼっちのユニークなデザインや、美しい海の景色が描かれており、子どもたちの興味を引く作品と言えるでしょう。
また、ストーリー展開も分かりやすく、小さなお子様でも楽しめる作品と言えるでしょう。
ぜひ、家族みんなでこの作品を見て、感想を語り合ってみてはいかがでしょうか。
動画:
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あずき峠のあらすじまんが日本昔ばなし「あずき峠」あらすじ むかしむかしあるところ、大賀茂(おおがも)という村に、太助という孝行息子と母親が暮らしていました。 ある日、母親が病気になり、食欲がなくなってしまいました。 困った太助は、どんぐりの精霊からのお告げを受け、下田の町へ豆腐を買いに行くことを決意します。 険しいあずき峠を越え、下田の町で豆腐を買った太助は、帰路につきます。 日が暮れた頃、太助が家に帰ると、母親の姿が見当たりません。 心配になった太助は、母親を探しに再びあずき峠へ向かいます。 すると、人喰い鬼が母親を襲おうとしているところを見つけます。 太助は勇気を出して人喰い鬼と戦い、母親を助け出すことに成功します。 母親は太助の孝行心に感謝し、二人は仲良く家に帰りました。 教訓 この物語は、親孝行の大切さを教えてくれます。 また、困難にも立ち向かう勇気を持つことの大切さを教えてくれます。 そして、美しい山々の風景や、太助と母親の温かい親子愛が描かれた作品と言えるでしょう。 その他 この話は、静岡県熱海市に伝わる民話です。 まんが日本昔ばなしでは、この話が第73話として放送されました。 この話は、現在でも多くの人々に愛されており、絵本や紙芝居などでも出版されています。 参考資料 まんが日本昔ばなし~データベース~ - あずき峠 ">https://www.youtube.com/watch?v=JHafEtAOjuo 補足 この物語は、太助の勇敢な姿や、人喰い鬼との迫力ある戦いのシーンが描かれており、子どもたちの心を掴む作品と言えるでしょう。 また、家族みんなで楽しめる、温かいストーリー展開と言えるでしょう。 ぜひ、家族みんなでこの作品を見て、感想を語り合ってみてはいかがでしょうか。 ■記事へ行く あずき峠 – まんが日本昔ばなし |
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