まんが日本昔ばなし「牛の宮」
あらすじ
昔々、播磨の国(現在の兵庫県)の揖保川沿いにある村に、政吉という少年がいました。政吉は牛を飼うのが大好きで、毎日牛の世話を欠かさずしていました。
ある日、政吉は牛を連れて野原で草を刈っていました。すると、一匹の大きな牛がやってきて、政吉の牛をいじめてしまいました。政吉は怒り、大きな牛を追い払おうとしましたが、大きな牛は力強く、政吉には太刀打ちできません。
困った政吉は、近くの牛の宮にお参りすることにしました。牛の宮は、牛の神様を祀った神社です。政吉は、牛の神様に大きな牛を退治する力を貸してくれるようお願いしました。
すると、牛の神様は政吉に大きな力を与えてくれました。政吉は、牛の神様からもらった力で大きな牛を追い払い、自分の牛を守ることができました。
政吉は、牛の神様に感謝して牛の宮にお供え物をしました。そして、それからは牛を大切に世話することを心に誓いました。
教訓
動物を大切にすること
困っている時は神様にお祈りすること
感謝の気持ちを持つこと
その他
この話は、兵庫県姫路市に伝わる民話です。
まんが日本昔ばなしでは、市原悦子さんが政吉の語り手、常田富士男さんが牛の神様の語り手を務めています。
この話は、現在も多くの子供たちに愛されています。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=563
https://www.youtube.com/watch?v=LlRWSNdFLQk
感想
「牛の宮」は、牛と少年の心の交流を描いた心温まるお話です。政吉の牛への愛情と牛の神様の優しさによって、牛が守られる様子は、心が温まります。また、この話は、動物を大切にすることの大切さや、困っている時は神様にお祈りすることの大切さも伝えています。子供から大人まで楽しめる、普遍的なテーマを持った作品と言えるでしょう。
動画:
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飛ぶ木のあらすじまんが日本昔ばなし「飛ぶ木」あらすじ 昔々、あるところに貧しい夫婦がいました。ある日、夫婦は山で薪を拾っていると、大きな木を見つけました。その木は不思議な力を持っており、空を飛ぶことができると言われていました。 夫婦は、その木を家に持ち帰り、大切に育てました。そして、木が大きくなると、木に乗っかって空を飛ぶようになりました。夫婦は、木に乗って様々な場所を訪れ、楽しい時間を過ごしました。 ある日、夫婦が木に乗って飛んでいると、大きな嵐に遭遇しました。木は嵐に煽られ、川に落ちてしまいました。夫婦はなんとか助かりましたが、大切な木を失ってしまいました。 夫婦は悲しみに暮れましたが、木のおかげでたくさんの楽しい思い出を作ることができたことに感謝しました。そして、夫婦は木を供養するために、塚を築きました。 教訓 感謝の気持ちを持つこと どんな困難にも立ち向かうこと 大切なものを失っても、前向きに生きていくこと その他 この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝承されています。 まんが日本昔ばなしでは、市原悦子さんが夫婦の語り手を務めています。 この話は、現在も多くの子供たちに愛されています。 参考資料 http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=569&cid=18&d3f_pos=10 https://www.youtube.com/watch?v=lTPzalf_47Y 感想 「飛ぶ木」は、夫婦と不思議な木の交流を描いた心温まる作品です。夫婦は木のおかげでたくさんの楽しい時間を過ごし、大切な思い出を作ることができます。しかし、木を失ってしまうという悲しい結末を迎えてしまいます。この話は、感謝の気持ちを持つことの大切さや、どんな困難にも立ち向かうこと、大切なものを失っても前向きに生きていくことの大切さを教えてくれます。子供から大人まで楽しめる、感動的な作品と言えるでしょう。 ■記事へ行く 飛ぶ木 – まんが日本昔ばなし |
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