まんが日本昔ばなし「大ダコさまのぼうし」
あらすじ
昔、北海道の江差という所に、正覚院という寺がありました。ある時、檀家衆が寺に釣鐘を寄進することになり、京都の職人に釣鐘を作ってもらうことにしました。釣鐘は無事完成し、檀家衆が舟で釣鐘を運んでいる途中のことでした。江差に到着する一歩手前という所で、突然一匹の大ダコが現れ、大事な釣り鐘を舟から取って行ってしまったのです。
大ダコは、「毎日、頭に舟が当たりオチオチ昼寝も出来ない。 この釣り鐘を帽子にしたい」と言う。 人々は同情して、大ダコに釣鐘を譲ることにして、寺の釣鐘は、また新しく作りかえることにした。 このことがあってから、その後江差の浜は豊漁が続いたそうだ。
このお話の教訓
このお話は、自然と共存することの大切さを教えてくれます。また、思いやりを持って動物と接することが大切だという教訓も込められていると言えるでしょう。
その他
このお話は、北海道江差町に伝わる民話を基にしています。
まんが日本昔ばなしでは、このお話は第695話として放送されました。
このお話は、現在でも多くの人々に愛されており、様々なメディアで取り上げられています。
参考資料
まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - 大ダコさまのぼうし http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=695
https://www.youtube.com/watch?v=77DQoALM9gw
補足
このお話は、地域によって様々なバリエーションがあります。
まんが日本昔ばなしでは、このお話以外にも多くの動物が登場するお話を取り上げています。
何か他にご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください。
動画:
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春日様の握り飯のあらすじまんが日本昔ばなし「春日様の握り飯」「春日様の握り飯」は、まんが日本昔ばなしの人気エピソードの一つです。 あらすじ 昔々、ある村に大きな地震や洪水がたびたび起こるようになりました。村人たちは困り果て、春日様にお祈りしました。すると、真っ白な大鹿に乗った春日様が地上に降り立ち、村人に白米を供えるように告げました。 村人たちはたくさんの米を炊いてお供えすると、春日様と大ナマズとの闘いが始まりました。しかし、春日様の形勢は悪くなり、とうとう村人に握り飯を作るように頼みました。村人たちは大きな握り飯を作り、春日様に投げつけました。 握り飯を食べた春日様は力を得て、大ナマズを退治しました。村は地震や洪水から守られ、大ナマズが住んでいた淵は埋め立てられて肥沃な田畑になりました。 このお話の教訓 困難な時こそ、神様や周りの人に助けを求めることが大切です。 力を合わせて困難を乗り越えれば、幸せな未来を手に入れることができます。 感謝の気持ちを忘れずに、神様や周りの人に感謝しましょう。 エピソードの補足 このお話は、奈良県桜井市にある春日大社に伝わる伝説が元になっています。 春日大社は、藤原氏ゆかりの神社として知られています。 このお話に登場する大ナマズは、地震や洪水の象徴と考えられています。 「春日様の握り飯」は、勇気と感謝の大切さを教えてくれる、心温まるお話です。ぜひ、一度読んでみてください。 参考資料 http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=701 https://www.youtube.com/watch?v=f1Wq28F6AFc ■記事へ行く 春日様の握り飯 – まんが日本昔ばなし |
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