まんが日本昔ばなし「大坂のかわず京のかわず」
あらすじ
昔々、大坂にある池にいた一匹の蛙がいました。この蛙は毎日同じ仕事の繰り返しに飽きてしまい、仕事を投げ出して隣りの池へ向かいました。
そこでは蛙たちが豆を作っていて、大坂の蛙は豆作りの手伝いをすることになりました。しかし、すぐに飽きてしまい、また別の池へ向かいました。
しかし、どの池に行っても同じような仕事ばかりで、蛙は次第に退屈になってしまいます。
ある日、蛙は京の池にたどり着きました。そこで出会った京の蛙は、大坂の蛙とは対照的に、悠々自適な暮らしを送っていました。
京の蛙は、大坂の蛙に「京の暮らしは楽しいぞ。毎日何もしないで遊んで暮らせるんだ」と言います。
大坂の蛙は、京の蛙の話を聞いて、自分も京の暮らしがしたいと思うようになりました。
そこで、大坂の蛙は京の蛙と仲良くなり、京の池に住むことにしました。
しかし、京の池に住んでみても、大坂の池とさほど変わりありませんでした。
京の蛙も、実は毎日同じようなことを繰り返していたのです。
大坂の蛙は、京の暮らしが特別ではないことに気づき、後悔します。
そして、大坂の池に帰ることにしました。
大坂の池に戻った大坂の蛙は、以前のように仕事に取り組むようになりました。
そして、仕事を通して、喜びを見つけることができるようになりました。
教訓
この作品は、一見楽に見える暮らしも、実際には努力が必要であることを教えてくれます。
また、自分の居場所を大切にすることの大切さも伝えています。
その他
この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。
蛙を主人公とした昔話は、日本各地に多く見られます。
自分に与えられた環境の中で、精一杯努力することが大切だという教訓は、多くの人にとって役立つでしょう。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=762
https://www.youtube.com/watch?v=Vp_Y0Bh0GaE
このお話が、あなたの心に何かしらの教訓を与えてくれることを願っています。
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干し柿と塩びきのあらすじまんが日本昔ばなし「干し柿と塩びき」あらすじ 昔々、あるところに長兵衛という貧しい男と、五郎兵衛という金持ちの男がいました。 長兵衛は、毎年冬になると干し柿を作って売っていましたが、今年は天候が悪く、思うように干し柿を作ることができませんでした。 一方、五郎兵衛は、今年もたくさんの干し柿を作ることができました。五郎兵衛は、干し柿を高く売りつけようと、村人たちに干し柿を売りませんでした。 困った長兵衛は、五郎兵衛に干し柿を分けてほしいと頼みますが、五郎兵衛は断ります。 仕方なく、長兵衛は鍋と水瓶を背負って、塩びきを持って五郎兵衛と一緒に山へ向かいました。 山の中腹まで来ると、長兵衛は五郎兵衛にこう言いました。 「五郎兵衛さん、私は塩びきを持っているので、ここで休憩しませんか?」 五郎兵衛は、長兵衛の言葉に誘われて、休憩することにしました。 長兵衛は、五郎兵衛に塩びきを勧めます。五郎兵衛は、塩びきを食べてみると、とても美味しくて、体が温まりました。 五郎兵衛は、長兵衛に感謝して、干し柿を分けてくれました。 長兵衛は、五郎兵衛から干し柿をもらって、とても喜 びました。 そして、長兵衛は家に帰って、村人たちに干し柿を分け与えました。 村人たちは、長兵衛の親切さに感謝して、長兵衛を褒めました。 教訓 この作品は、困っている人を助けることの大切さを教えてくれます。また、親切心は必ず自分に返ってくるということを示唆しています。 その他 この話は、全国各地に様々なバリエーションで伝わっています。 長兵衛と五郎兵衛の名前は、地域によって異なります。 困っている人を助けると、自分も幸せになれるという教訓は、多くの人にとって役立つでしょう。 参考資料 http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=768 干し柿と塩びき – まんが日本昔ばなし |
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