はなたれ小僧さま

まんが日本昔ばなし「はなたれ小僧さま」

あらすじ

昔あるところに、貧しい夫婦が暮らしていました。夫婦は、毎日朝から晩まで働き、ようやくお金を貯めていました。

ある日、夫婦は貯めたお金で糸車を買いました。おかみさんは、糸車を回して糸を紡ぎ、着物を織ることを夢見ていました。

夜になると、おかみさんは糸車を回しながら、歌を歌っていました。すると、障子の穴からいたずら好きのたぬきが、じっとおかみさんを見ていました。

たぬきは、糸車を回すおかみさんの真似をしてみたいと思い、障子の穴からそっと部屋に入ってきました。

そして、おかみさんがいない隙に、糸車を回して遊び始めました。

おかみさんが部屋に戻ってくると、たぬきが糸車を回しているのを見て驚きました。しかし、たぬきはとても可愛かったので、おかみさんは怒らずにそっと見守りました。

たぬきは、おかみさんの優しさに感謝し、それ以来毎晩のようにやってきては、糸車を回す真似をするようになりました。

ある晩、おかみさんはたぬきにお礼を言おうとしましたが、たぬきはもういませんでした。

しかし、障子の穴には、小さな金のかたまりが置いてありました。おかみさんは、たぬきからの感謝の気持ちだと気づき、涙を流しました。

夫婦は、たぬきからもらった金で新しい着物を買うことができ、幸せに暮らしました。

教訓

優しさは必ず報われる
動物と仲良くできる
誠実な人は幸せになれる

その他

この話は、日本各地に伝わる昔話を基に作られています。
この物語は、優しさは必ず報われることや動物と仲良くできる、そして誠実な人は幸せになれることについて考えさせられます。

まんが日本昔ばなし「はなたれ小僧さま」のデータベース

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=92

まんが日本昔ばなし「はなたれ小僧さま」の動画

https://www.youtube.com/watch?v=ePTuQJ2ktB0

関連情報

昔話: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%94%E8%A9%B1
優しさ: https://ejje.weblio.jp/content/nausea
動物: https://ejje.weblio.jp/
誠実: https://ejje.weblio.jp/content/%E8%AA%A0%E5%AE%9F
幸せ: https://www.weblio.jp/content/%E5%B9%B8%E3%81%9B

この物語は、優しさは必ず報われることや動物と仲良くできる、そして誠実な人は幸せになれることについて考えさせられる深い内容となっています。ぜひ一度読んでみてください。

動画:



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ねずみ経のあらすじ


  1. 昔、ある**お婆さん**が一人で住んでいた。

  2. お婆さんは、最近亡くなった**お爺さんの供養**のため、お経をあげてくれるお坊さんを探していた。

  3. そこに、**旅のお坊さん**が訪ねてきて、一晩泊めてほしいと頼んだ。

  4. お婆さんは、お坊さんならお経をあげてくれるだろうと思い、**手厚くもてなした**。

  5. しかし、そのお坊さんは**実はお経を全く知らなかった**。

  6. お経をあげる際、**お坊さんは困ってしまい、たまたま現れたネズミの動きを見て、でたらめにお経を唱え始めた**。

  7. お坊さんは「**おんちょろちょろ、でてこられそうろう**」などと、ネズミの様子をそのままお経のように唱えた。

  8. お婆さんは、それを**ありがたいお経だと信じて喜んだ**。

  9. お坊さんは、その場をしのぐため、**一晩中同じような調子ででたらめのお経を唱え続けた**。

  10. 翌朝、お坊さんは**お礼の品を受け取り、逃げるように去って行った**。

  11. その後、お婆さんは**毎日そのお経を唱え続けた**。

  12. ある晩、**泥棒がお婆さんの家に侵入した**。

  13. 泥棒はお婆さんの唱える「**おんちょろちょろ、でてこられそうろう**」というお経を聞き、まるで自分の行動を見透かされているように感じて**驚いた**。

  14. 泥棒は「**おんちょろちょろ、あなのぞきそうろう**」「**おんちょろちょろ、なにやらささやきもうされそうろう**」というお経を聞き、**恐ろしくなり逃げ出した**。

  15. **お婆さんは、でたらめのお経のおかげで泥棒から家を守ることができた**。

  16. お婆さんは、**その後もずっとそのお経を唱え続けた**。

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ねずみ経 – まんが日本昔ばなし