まんが日本昔ばなし「飯が仕事をしてくれる」

あらすじ

昔、山梨県八坂村（現在の南巨摩郡南部町）に、八左衛門という大変な力持ちの若者がいました。八左衛門は怠け者でしたが、困っている人がいればすぐに助ける優しい性格でした。

ある日、八左衛門は名主の家で働くことになりました。名主の奥様は八左衛門の食いっぷりに呆れ、「あの八左衛門が仕事をするんじゃなくて、飯が仕事をしてくれるんです！」と冗談を言いました。

これを聞いた下女が八左衛門に伝えると、八左衛門は怒って名主の家を飛び出し、山奥で暮らすことにしました。

山奥で暮らしていた八左衛門は、ある日不思議なことに気づきます。それは、ご飯を炊くと、お椀や箸が勝手に動き出し、ご飯を運んでくれるようになったのです。

八左衛門は喜んで、毎日遊んで暮らしていました。しかし、ある日八左衛門は、ご飯を運ぶのが面倒になり、ご飯を炊かなくなりました。すると、お椀や箸は動かなくなり、八左衛門は空腹に苦しむことになります。

反省した八左衛門は、ご飯を炊いてお椀や箸に感謝の気持ちを伝えると、お椀や箸は再び動き出し、ご飯を運んでくれるようになりました。

八左衛門は、ご飯を無駄にせず、感謝の気持ちを持って生活することを学びました。

教訓

怠けずに働くことが大切。
食べ物や物には感謝の気持ちを持つ。
困っている人を助けることは良いこと。

その他

この話は、山梨県の民話として知られています。
まんが日本昔ばなしでは、この話がアニメ化されています。
この話は、感謝の気持ちの大切さや、働くことの尊さを教えてくれる作品となっています。

参考資料

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=577
https://www.youtube.com/watch?v=5m3qo5AJt9I

このお話は、感謝の気持ちの大切さや、働くことの尊さを教えてくれる作品となっています。また、ユーモラスな展開もあり、子供から大人まで楽しめる作品となっています。
動画：

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