田植地蔵

まんが日本昔ばなし「田植地蔵」

あらすじ

むかしむかしあるところに、田吾作という働き者の百姓がいました。田吾作は、息子が足を怪我して動けないので、いつもは二人でやる代かき(しろかき)を田吾作一人でやることになりました。

しかし、馬は思い通りに動いてくれずなかなか仕事がはかどらず困っていたところに、見知らぬ小僧さんがやってきて馬の鼻とりをやってくれることになりました。

小僧さんの歌う田植え唄のおかげで、田植えは随分はかどりました。やがて、夕方を告げる鐘が鳴り始めると、小僧さんは「大変だ!」と大慌てであぜ道を駆け出しました。すごい勢いで走っていた小僧さんがつまずき転んだので、田吾作が駆け寄ると、なんと小僧さんはお地蔵さんに姿を変えていました。

教訓

困っている人を助けましょう。
感謝の気持ちを忘れずに。
仕事は最後までやり遂げよう。

その他

この話は、日本各地に伝わる田植えの際に地蔵にお供えをする風習をもとに作られています。
地蔵は、古くから日本人に親しまれている仏像であり、様々な民話や伝説に登場します。
この物語は、助け合いの大切さや感謝の気持ちの大切さについて考えさせられます。

まんが日本昔ばなし「田植地蔵」のデータベース

http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=64

まんが日本昔ばなし「田植地蔵」の動画

https://www.youtube.com/watch?v=o_HoLnilqYY

関連情報

地蔵: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E5%A3%B0
田植え: <a href="無効な URL を削除しました]
昔話: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%94%E8%A9%B1

この物語は、助け合いの大切さや感謝の気持ちの大切さについて考えさせられる深い内容となっています。ぜひ一度読んでみてください。

動画:



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イワナの怪のあらすじ


  1. 昔、南会津の山奥を流れる水無川の上流で、**4人の木こり**が木を伐採していた。

  2. 夏の暑さで疲れた木こりたちは、**「根流し」という毒を使って魚を捕る方法**で楽をしようと計画した。

  3. 木こりたちは、木の根や葉を煮て**魚を殺す毒**を作っていたところ、一人の**坊さん**が現れて「**小魚まで死んでしまう、むごい事はやめなされ**」と忠告した。

  4. 木こりたちは、坊さんを気味悪く思いながらも、**団子を渡し「明日は根流しをしない」と約束**した。

  5. 次の日、木こりたちは約束を破り、**大量の毒を川に流し魚を捕った**。

  6. さらに大きな魚を求めて、**「底なしの淵」**と呼ばれる上流へ向かい、**残りの毒を全て淵へ投げ込んだ**。

  7. すると、**巨大なイワナ**が白い腹を見せて浮かび上がってきた。

  8. 木こりたちがイワナの腹を割いてみると、**中から団子が出てきた**。

  9. **そのイワナは、昨日の坊さんだった**と気づいた木こりたちは恐怖した。

  10. その後、川は元のきれいな姿を取り戻し、イワナも住めるようになった。

  11. この不思議な物語は今も語り継がれている。

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イワナの怪 – まんが日本昔ばなし