ドンドン坂の和尚

まんが日本昔ばなし「ドンドン坂の和尚」

あらすじ

昔々、とある村に、ドンドン坂と呼ばれる坂がありました。この坂は、歩くとドンドンと音が鳴る不思議な坂でした。

坂の上には、金持ちの施主ばかりを集める和尚が住むお寺がありました。

和尚は、施主から集めたお金を壺に貯めていました。

ある日、和尚は壺を床下に隠していたところ、壺が床下に沈んでしまいます。

和尚は、必死に壺を取り出そうとしますが、どうにもなりません。

困り果てた和尚は、小僧に助けを求めます。

小僧は、床下に潜って壺を取り出そうとしますが、壺は重すぎて動きません。

そこで、小僧は和尚に、壺を掘り出すために穴を掘ることを提案します。

和尚は、小僧の提案を受け入れ、穴を掘り始めます。

穴を掘っていると、和尚たちは大きな岩にぶつかってしまいます。

岩をどかそうとしますが、岩は重すぎて動きません。

そこで、和尚は小僧に、岩を爆破することを提案します。

小僧は、和尚の提案に驚きながらも、仕方なく岩を爆破します。

岩が爆破されると、地面が大きく揺れ、お寺が崩れてしまいます。

和尚は、お寺の下敷きになって命を落としてしまいます。

教訓

この物語は、欲張りは身を滅ぼすということを教えてくれます。

また、お金よりも大切なものがあるということを教えてくれます。

そして、コミカルな和尚のキャラクターと、ユニークなストーリー展開が描かれた作品と言えるでしょう。

その他

この話は、全国各地に伝わる民話です。
まんが日本昔ばなしでは、この話が第63話として放送されました。
この話は、現在でも多くの人々に愛されており、絵本や紙芝居などでも出版されています。

参考資料

まんが日本昔ばなし〜データベース〜 - ドンドン坂の和尚 http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=441
https://www.youtube.com/watch?v=wOddi4ajWQs

補足

この物語は、欲張りな和尚が、壺に貯めたお金を失ってしまうという、因果応報的な結末を迎えた作品と言えるでしょう。
また、教訓的な内容だけでなく、ユーモアのあるストーリー展開も楽しめる作品と言えるでしょう。
ぜひ、家族みんなでこの作品を見て、感想を語り合ってみてはいかがでしょうか。

このお話は、まんが日本昔ばなしの中でも比較的新しい作品ですが、すでに多くの人々に愛されています。

ぜひ、機会があればご覧になってみてください。

動画:



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どっこいだんごのあらすじ

まんが日本昔ばなし「どっこいだんご」

あらすじ

昔々、あるところに、のんき者の若者たつ平と、働き者で頭のいい妻のお梅がいました。

たつ平は、米の作り方もろくに覚えられず、百姓仕事もまともにできませんでした。

村人たちは、たつ平を心配し、お嫁さん探しを手伝いました。

そして、お梅という働き者で頭のいい娘を見合い結婚させました。

ある日、たつ平は春のお彼岸にお嫁さんの実家へお参りに出かけました。

お梅は、たつ平に道に迷わないように「だんご、だんご」と言いながら帰るように言いつけました。

たつ平は、お嫁さんの言葉を忘れずに、道中「だんご、だんご」と言いながら歩いていました。

すると、道で庄屋さんと出会い頭でぶつかってしまいました。

たつ平は、庄屋さんが溝にお尻を突っ込んでしまったのを見て、助けようと「どっこいしょ!」と掛け声をかけました。

しかし、たつ平は「どっこいしょ」という言葉に気を取られてしまい、「だんご」のことをすっかり忘れてしまいました。

家に帰ってきたたつ平は、お梅の顔を見るなり「どっこいしょ、作ってけろ!」と言いました。

お梅は、たつ平の言葉の意味が分からず、困ってしまいました。

たつ平は、お梅に「だんご」を作ってほしいことを伝えましたが、お梅は「だんご」の意味が分からず、さらに困ってしまいました。

とうとう、たつ平は怒り出してしまい、棚から桶が落ちてきてお梅の頭にぶつかってしまいました。

お梅は、頭に大きなコブができてしまいましたが、それでもたつ平に「大きな団子みたいなコブができた」と言いました。

すると、たつ平は「そうだ!団子だ、団子を作ってくれ」と叫びました。

お梅は、ようやくたつ平の言葉の意味を理解し、団子を作りました。

たつ平は、お梅の作った団子を喜んで食べました。

そして、たつ平は、お梅のおかげでようやく「だんご」の意味を理解することができたのでした。

教訓

この物語は、思い込みは良くないということを教えてくれます。

また、コミュニケーションの大切さも教えてくれます。

そして、美しい日本の農村風景と、コミカルなストーリー展開が描かれた作品と言えるでしょう。

その他

この話は、栃木県に伝わる民話です。
まんが日本昔ばなしでは、この話が第280話Aとして放送されました。
この話は、現在でも多くの人々に愛されており、絵本や紙芝居などでも出版されています。

参考資料

まんが日本昔ばなし~データベース~ - どっこいだんご http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=447&cid=18&d3f_pos=10
https://www.youtube.com/watch?v=8b8BYnpvcAU

補足

この物語は、たつ平というのんき者の若者とお梅という働き者で頭のいい妻のやり取りを描いた作品と言えるでしょう。
また、日本の伝統的な夫婦像も描かれています。
ぜひ、家族みんなでこの作品を見て、感想を語り合ってみてはいかがでしょうか。


このお話は、まんが日本昔ばなしの中でも特に有名な作品の一つです。

多くの人々に愛されており、何度見ても楽しめる作品と言えるでしょう。

ぜひ、機会があればご覧になってみてください。 ■記事へ行く
どっこいだんご – まんが日本昔ばなし