まんが日本昔ばなし「トーツポテンの化け物」
あらすじ
昔、あるところに貧しい木こりの三吉と母親が暮らしていました。ある日、三吉は山で木を伐っていると、大きなキノコを見つけます。
三吉はそのキノコを家に持ち帰り、母親に料理してもらいます。しかし、キノコを食べると、母親の体が緑色に変色してしまい、喋ることも動かなくもなりました。
三吉は困り果て、キノコを拾った場所へ向かいます。すると、そこには化け物が現れ、「あのキノコは私の頭だ。元の体に戻したければ、私の頼みを聞いてくれ」と言います。
三吉は化け物の頼みを聞くことにし、化け物は三吉の母親を元の体に戻してくれました。
その後、三吉は化け物に様々なことを頼みます。化け物は三吉の頼みを何でも聞いてくれ、三吉は村で一番裕福な男になりました。
しかし、村人たちは三吉が化け物の力を借りて裕福になったことを知り、三吉を気味悪がって避けるようになります。
三吉は孤独になり、化け物に頼みをすればよかったと後悔しますが、もう後の祭りでした。
このお話の教訓
楽を求めすぎると、大切なものを失ってしまう
傲慢な態度を取ると、周りから嫌われる
感謝の気持ちを忘れないことが大切
まんが日本昔ばなしでの演出
まんが日本昔ばなしでは、このお話はコミカルなタッチで描かれています。化け物のユニークな姿や、三吉の欲張りな性格などがユーモラスに表現されています。
また、母親が緑色に変色してしまうシーンはインパクトがあり、子供たちも楽しめる作品となっています。
参考資料
http://nihon.syoukoukai.com/modules/stories/index.php?lid=622
https://www.youtube.com/watch?v=iR8pvBn0Dds
何か他にご質問があれば、遠慮なく聞いてください。
動画: